ものづくりのお悩みにスムーズなご提案
営業時間:平日9:00~17:00
ゴム材料を金型に入れ、圧縮して形状を作る工法です。
工程の流れとしては、まずはゴム材料を短冊状に切断し、金型の下型の上にゴム材料をセットします。さらにゴム材料を挟み込むように上型を乗せ、成形機で金型を閉じます。そして金型内のゴム材料に熱と圧力を加え、ゴムが硬化し形状ができるまで一定の時間、金型を閉じた状態で待ちます。金型を開いた後はバリなどの不要な部分を取り除けばゴム部品の完成です。
ゴム材料を金型のキャビティに注入し、形状を作る工法です。
コンプレッション成形はゴム材料を上型・下型で挟み込んで形状を作ります。一方、トランスファー成形は金型のポットと呼ばれる穴形状部分にゴム材料をセットし、圧力をかけて金型のキャビティに流し込み部品を作ります。
コンプレッション成形と比較してバリが少ないこと、圧力がかかりやすいため形状や寸法が安定しやすいことがメリットです。デメリットとしては、材料ロスが多い上、金型の構造が複雑になるため金型費が高額になることです。